触れられないもの

形がないものについて語るブログ

20年ぶりに散髪屋さんに行きました

思い出もいっぱいよみがえる散髪屋さん

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結婚してからずっと妻に散髪してもらってたんですが、なんとなく「久しぶりに散髪屋さんに行くか」という気になりまして(いや勘ぐるなよ別に)

実は一軒、ずっと行きたいなと思っていた散髪屋さんがあるんですが、今日ついに一歩を踏み出してきましたのでそんな話を。

タイムスリップ:高校生の頃の話

中学生の頃は丸刈り強要の学校だったので、どこの家でも同じように電動バリカンを使って家で刈ってもらっていました。2cm以上伸びたら学校の規則違反とかまじかよ。どうやら僕が卒業してしばらくして長髪もOKになったらしいんですけどね。

丸坊主なのにもみあげを剃ってしまって、当時流行りの「テクノ」にしていたのは僕だけではあるまい。テクノカット、イエロー・マジック・オーケストラですよ?

そうか、もみあげを剃ってしまうのは「アイビー」といいましたな。あかん!話がどんどんずれていく。

そんな中学時代を過ごして高校生になると、とたんに「髪の毛伸ばしてぇ」という時代がやってきます。前髪が伸びてきて初めて自分の髪の毛を自分の目で見た時の感動ったらなかったわ。おお、これが生えている自分の髪の毛かと。

で、ボサボサにに伸びた髪の毛を切りに行った床屋で私はまた床屋のとんだ勘違いから丸坊主同然のヘアースタイルにされてしまい、「この店には二度と行くもんか」と友達に相談、新しい床屋さんを紹介してもらったのでした。そしてその床屋さんで私は「ヘアースタイル」のなんたるかを知り、結婚してしばらくまでの約10年間をその床屋さんで切ってもらっていたのです。

で、そのお店には修行中のお兄さんがいました。年齢は僕より少し上っぽくて、見習い修行からか最初は掃除から、そしてシャンプー、顔剃り、そして簡単な散髪と少しづつ理容師さんへの道を進んでいくお兄さん。

車の話をしたり学校の話をしたりしながら散髪してもらいながら話をしていたんですが、やがて修行を終えたのかそのお店からいなくなり、そして私も結婚して少し離れたところに住むようになった上に妻に散髪してもらうことになったので、そのお兄さんのことは完全に忘れていたんです。

突然現れたお兄さん

結婚して子どもが出来てしばらくした頃、インターネットで知った「Facebook」なるやつ。あれには縁が遠ざかっていた友達をピタッと吸い寄せる魔法のようなものがあります。

たまたま知り合って友だちになった散髪屋さんがいまして。その方の投稿でお店の中の写真があったので見ていると、どうも見たことあるお兄さんが写っている!

「あ!!お兄さんやん!」

メッセージで「すいませんあのお兄さんってもしかして●●で働いてた人ですよね」とメッセージを送ったら「そうですよ!」ということで繋がりまして。縁ってうれしいですよね、ちゃんと僕のことも覚えていてくれていました。

当時のお店の修行を終えてから少し大きな床屋さんの店長を任されたこと、その後は独立して自分のお店を構えていること、すっかり理容組合の中で偉い人になっていることなどを知りびっくり!「そのうちカットしに行きますよ!」なんてFacebookでやりとりしながらも時はどんどん過ぎ・・・

そうだ、散髪屋さんにいこう

そして今日です。

ボサボサになった髪の毛を鏡でチラッと見て「散髪せなあかんな」と思った時に「そうだ久しぶりに散髪屋さんに行こう」と思い立ちます。Facebookのメッセージを使って「散髪に行こうと思うんですけど」って。予約が必要とのことだったので電話を入れると「18時15分だったら空いてますよ!」とのことだったので予約完了。

会社の定時が17時15分なので、事前に「今日は定時ダッシュするからよろしく」と根回しすること数人、チャイムと同時に自転車でダッシュ。

着替えて車に乗ってお店につくとちょうどいい時間。お兄さんはお店の前で掃除をしてらっしゃいまして。

「あっ!お久しぶりです!お店にどうぞ!」

通っていた散髪屋さんのときもそうだったんですが、僕は「ここはこうして」というのをあんまり言いません。髪質もそうだし顔の形、髪の毛の量や太さなどでおすすめできる髪型って理容師さんのほうが絶対詳しいと思うので(というか僕センスがないので笑)

「今日はどんなふうにカットしますか?」と聞かれて「当時からおまかせだったんですよー」って。そして今日もほぼおまかせで切ってもらいました。

軽く刈り上げてもらってトップは少し長め、すこし多めに透いてもらったら頭もすごく軽くなった気分。妻に切ってもらう時は刈り上げなんて電気のバリカンでバーっとやるだけなんですが、理容師さんの刈り上げはハサミを何本も使い分けてパッパッパと切るのです。まさに職人技、えりあしからスッと伸びる刈り上げには「さすがですね」というしかありません。

理容師さんの競技大会で3年連続優勝したり全国大会で4位になったり、今や後輩の育成にも力をいれておられるという「偉い人」になっていたお兄さん。でも話してみると昔の懐かしいお兄さんでめっちゃ嬉しかったなぁ。

当時の話いろいろ

髪を切ってもらいながら昔話がたくさん。知らなかった「あの人が実はああで」「えっそうなんですか!!」「で、あの人はじつはこう」「えええ!!!だから僕には!」とかそんな話がたくさんありますがもちろんですが書けません。

そして今日知った事実は「僕が髪をバッサリ切られて『二度と行くもんか』と思ったお店の店長をお兄さんがしていた」という事実。これは意外だったなぁ。

また髪の毛が伸びたら行ってみようと思います。お値段はいわゆる「1000円カット」に比べれば4倍ほどするんですが、1時間以上みっちりとカットしたり顔を剃ってもらったり肩を叩いてくれたり。いたれりつくせりで昔話までできるのなら安いものです。

妻散髪は当分やめにしてしばらく通おうかなと思っています!