触れられないもの

形がないものについて語るブログ

夕焼けとかが綺麗だと思えるようになった

心がきれいというよりは余裕があるからかな

むかしむかし、いわゆるブラック企業で働いてました。サービス残業なんてあたりまえ、全国からマネージャーが集められる会議で社長から「お前の支社のせいで全社が迷惑しているから土下座しろ」とか言われたこともありましたな。前任の方がもうぼろぼろにしてから引き渡されたから立て直すのほんま大変でした。

ま、僕も最後は逃げたんですけどね。うつ病で出社できなくなる人もいたし、突然出社しなくなる人もいたし、会社のお金パクって逃げる人もいたし、まあめちゃくちゃでした。

朝6時に起きて7時の電車に乗って9時から働いて、帰りは終電の0時22分、家についたら2時前なんて日が毎日のようにあっても耐えられたのは、やっぱり我慢して働く仲間がいたから、なんでしょうね。

仕事ができるやつはブラックのスーツに真っ白のカッターシャツ、真っ黒の靴下と靴、とユニフォームのように全員同じ服装をして、季節感もなければ休憩時間に空を眺めることもなく、駅を降りて地下道からビルに入ってしまえば天気すら関係がないんですよね。

それが転職して今はお気楽な生活。給料はぐぐっと下がったけど自由な時間などを手に入れたので明るいうちに家に帰れたりします。

心のゆとりで景色が変わった

あの時は花が咲いてても気が付かなかったし、ましてや「きれい」という感情が動くこともなかったように思うんですよ。

風がそよそよと気持ち良い中を自転車で走ると「気持ちいいなぁ」と思うし、雨が降れば濡れるけど「ああ木々が青いよね」とか。感情が動くのがわかるんです。

今日の仕事が終わったのが18時すぎ。自転車にまたがって太陽を見るとちょうど山に消えようとする少し前。今から走ったら間に合うかな!!間に合った!

ちょうど山に隠れる前の太陽ってめっちゃ綺麗なんですよ。稲ももうすこしで収穫前、まさに黄金の国ジパングって感じ。

『美しいものを見て 美しいと言える その心が美しい』相田みつを

ま、うちの心が美しいかというと汚れてるんですけど、心に余裕ができると「きれい」とか「たのしい」とか感情が動くようになりますよね。

ブラック企業に勤める大変さっていうのもあるとは思うんだけど、できることならいろんな意味で余裕のある生活にはやく切り替えられますように。